『学力の3要素』を多面的かつ総合的に評価する入試へ
働く世代の人口が減少する一方、国際化や情報化はますます進んでいきます。みなさんが社会の担い手となる頃には、世の中の仕組みや職業のあり方は大きく変わっている可能性があります。
そのような社会で活躍するためには、何かを知っている、何かができるだけでなく、自分で考え、それを発信していく力、そして多様な人々と知恵を集めて問題を解決する力や態度が必要になってきます。
『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)とは、分かりやすく言えば、上で述べた力のことです。
義務教育段階から一貫した理念の下、『学力の3要素』を高校教育で確実に育成し、大学教育で更なる伸長を図るため、それをつなぐ大学入学者選抜においても、多面的・総合的に評価するという一体的な改革を『高大接続改革』と言い、そのうちの大学入学者選抜に関係した改革が『入試改革』です。